相続で取得した空き家、今すぐ売るべき理由とは?
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結論:相続した空き家は「放置せず、できるだけ早く売却すべき」です。
理由は大きく4つあります。
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1、固定資産税や維持費の負担が続く
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2、空き家対策特別措置法によるリスクが拡大している
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3、時間が経つほど資産価値が下落する
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4、空き家の放置はトラブルや損害賠償リスクにつながる
では、それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。
1. 固定資産税・維持費の負担が続く
空き家を所有する限り、毎年「固定資産税」や「都市計画税」の支払い義務があります。
さらに、建物の劣化を防ぐための 修繕費、庭木の剪定、害虫駆除、火災保険料 などの維持費も発生します。
例えば、首都圏にある築30年の戸建を相続した場合、年間で30万〜50万円程度のコストが発生するケースも珍しくありません。これを10年放置すれば、数百万円の負担となり、売却で得られる利益を大きく削ってしまいます。
2. 空き家対策特別措置法によるデメリット
2015年に施行された「空き家対策特別措置法」は、放置空き家の増加に対応するための法律です。
2023年の改正により、行政が管理不全の空き家を「特定空き家」に指定しやすくなり、固定資産税の優遇が外れる可能性が高まりました。
通常、住宅用地には「固定資産税の軽減特例」が適用され、税額は更地の1/6に抑えられています。
しかし、特定空き家に指定されるとこの特例が外れ、固定資産税が最大6倍に跳ね上がるのです。
「まだ大丈夫」と思って放置していると、ある日突然、税金の負担が急増するリスクがあります。
3. 時間が経つほど資産価値が下落する
不動産は一般的に、築年数が古くなるほど資産価値が低下します。特に木造住宅は、築20年を超えると建物の評価はほぼゼロとされ、土地値でしか売却できなくなることも多いです。
さらに、空き家は人が住んでいないため劣化が早く、壁や屋根の傷み、雨漏り、カビの発生が進みやすい特徴があります。
その結果、同じ築年数でも「放置された空き家」は「住み続けられた家」に比べて査定価格が大きく下がってしまいます。
つまり、売却のタイミングを遅らせれば遅らせるほど、買い手がつきにくくなり、売値も下がってしまうのです。
4. 空き家の放置はトラブルや損害賠償リスクにつながる
空き家をそのままにしておくと、近隣住民とのトラブルや法的リスクを抱えることになります。
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●草木が伸びて景観を損なう
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●害虫や小動物の発生源になる
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●空き巣や放火のターゲットになりやすい
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●屋根瓦や外壁が落下して通行人にケガをさせる可能性
実際に、放置した空き家の一部が倒壊し、所有者が損害賠償責任を問われたケースも報告されています。
「使っていないから放っておいても問題ない」という考え方は非常に危険です。
今すぐ売却すべきメリット
一方で、早期に売却を決断すれば大きなメリットがあります。
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●資産を現金化できる → 相続税や教育資金、老後資金などに充てられる
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●維持費・管理コストから解放される → 年間数十万円の出費を抑えられる
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●市場環境が悪化する前に売却できる → 少子高齢化により不動産需要は減少傾向。早めに動くほど有利
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●空き家管理の不安を解消できる → 遠方に住んでいる相続人も安心
空き家を売却する流れ
1、相続登記を済ませる(2024年から義務化、未登記は罰則の可能性あり)
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2、不動産会社に査定依頼 → 複数社に依頼して比較検討
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3、売却方法を選ぶ
- 仲介:高値で売れる可能性があるが、売却まで時間がかかる
- 買取:早く確実に売れるが、相場より安くなる傾向 -
4、売却契約・引き渡し
専門家のサポートを受けることで、相続登記から売却までスムーズに進められます。
まとめ:空き家は「放置」ではなく「早期売却」が正解
相続で取得した空き家をそのままにしておくと、
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・固定資産税や管理費の負担
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・空き家対策特別措置法による税制リスク
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・資産価値の低下
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・近隣トラブルや損害賠償のリスク
といったデメリットしかありません。
逆に、早めに売却を進めれば、資産を守り、トラブルを防ぎ、家族の将来に有効活用できる資金を確保できます。
「相続した空き家は、放置せず早めに売却を検討する」 これが賢い選択です。

