通勤時間はどれくらいが理想?
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住まいを考えるときにポイントのひとつとして自宅から勤務先までの時間の長さです。
一般的にはどのくらいの通勤時間がかかっているのでしょうか。
通勤時間の長さによるメリット・デメリット、お住まいを考える上でのポイントなど考えてみましょう。
通勤時間は「ドアtoドア」で考える
「ドアtoドア」とは自宅のドアから目的地までのドアにかかる時間のことです。
公共交通機関の移動時間だけで考えるのではなく、自宅から最寄り駅等の前後の移動時間を含めた所要時間を把握しておきましょう。
(例)
自宅の玄関から徒歩でバス停まで。
↓ ↓
バスで最寄り駅まで。
↓ ↓
電車で会社の最寄り駅まで。
↓ ↓
会社の最寄り駅からオフィスがあるビルまで。
↓ ↓
オフィスがある20階までエレベーターであがりオフィスに到着する。
自宅からの片道通勤時間
自宅から会社までの平均通勤時間は、エリアにより異なるでしょう。
首都圏の片道通勤時間は下記の通りとなります。(2021年総務省統計局「社会生活基本調書」)
都道府県名 | 通勤時間(ドアtoドア) |
全国平均 | 約39.5分 |
東京都 | 約47.5分 |
埼玉県 | 約47.0分 |
神奈川県 | 約50.0分 |
千葉県 | 約47.5分 |
首都圏では電車などの公共交通機関が発達し、自宅が遠方であっても都心にあるオフィスに通勤することができます。また、リモートワークが普及しテレワークとなり、出勤が減ったという点から地方への移住も考える人が多くなっています。
通勤時間が長い・・メリットとデメリット
通勤時間の平均はエリアによって違いますがどんなメリット・デメリットがあるかみてみましょう。
通勤時間が長い場合のメリット
・勉強や読書などの時間に充てることができる。
・エリアや物件の選択肢が広がるので、手頃な賃料の物件がみつかる。
通勤時間が長い場合、その時間を有意義に使うことができます。
資格取得の勉強、本を読む、ニュースを読むなど情報収集の時間にあてるなど可能です。
都心から離れたエリアからの通勤であれば、住むエリアの選択肢が広がり、その分多くの賃貸物件から住まいを選ぶことができます。安い賃料の物件が多い場合もあります。または、都心と同じ賃料でも部屋が広くなることもあります。
通勤時間が長い場合のデメリット
・朝、早い時間から準備を始めなければならない。
・通勤時間にストレスを感じる。
通勤時間が長いので自宅を早い時間に出発しなければなりません。そのため、仕事がある日は早い時間に起床することになります。
さらに、テレワークが増えたとはいえまだまだ通勤ラッシュでの満員電車や渋滞に巻き込まれることもあり、それをストレスと感じることもあるでしょう。
通勤時間が三時間・・メリットとデメリット
反対に、通勤時間が短い場合はどうでしょう。
通勤時間が短い場合のメリット
・朝の時間を有意義に使うことができる。
・通勤時間のストレスがない。
通勤時間が短い場合、朝の時間をゆっくり使うことができます。
朝からランニングやウオーキングをしたり、身支度の時間に余裕がでたり朝食の時間をしっかり確保できるので健康的に時間を使うことができます。
電車やバスなど移動時間も短いので通勤ラッシュにあたってしまう時間が少なくストレス軽減につながります。
通勤時間が短い場合のデメリット
・都心に近く賃貸住宅の場合、家賃が高い傾向がある。
・仕事のプライベートの切り替えが難しい。
都心部に勤務先がある場合、利便性の良い場所は当然、都心に近くなります。
都心に近くなればなるほど家賃は高くなります。
また、通勤時間が短いと自宅から勤務先の距離も近いため、「オン・オフ」の切り替えがしづらいと感じる場合もあります。自宅周辺で職場のスタッフに会う可能性もあります。
住まい選びのポイント
電車通勤の場合、駅から近い住まいがおすすめです。
ただし、駅から近い物件は家賃が高くなります。家賃を抑えたい・・・という場合は、最寄り駅まで自転車やバス等利用する方法も検討した方がよいでしょう。
物件を探すとき、目にする物件情報には「駅徒歩〇〇分」と記載があります。これは、信号待ちや坂道・歩道橋がある・・など考慮されていません。また、朝や夕方の通勤ラッシュのとき、人通りが多く進みずらい、駅についたが改札まで時間がかかるなどあります。物件の場所と駅までの道順をしっかり確認して実際にはどのくらいの時間がかかるか確認しておきましょう。
電車通勤のとき、座っていけるのかも気になるところです。座っていけるかどうかは体の負担やストレスにも関わります。勤務場所まで少し遠くてもあえて始発駅近くの物件を選ぶという選択肢もひとつです。
車での通勤の場合は、渋滞しにくいエリアや道路状況を確認して物件を探していきましょう。
快適な住まいになるかどうかは通勤時間のストレスでかわってきます。ご自身はどのくらいの通勤時間でどのような通勤方法があっているかを考えて物件を検討していきましょう。