築年数が古くても選ばれる物件の共通点とは?

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「もう築30年だから家賃は下げるしかない…」
そんなふうに思っていませんか?
実は、築年数が古くても人気を保ち、空室知らずの物件には、いくつかの共通点があります。
本日は、板橋区で地域密着の不動産管理を行ってきた私たちの視点から、「選ばれる古い物件」のヒントをお届けします。


築年数よりも「印象」が勝負!

入居者が部屋探しのときに一番最初に見るのは、「築年数」よりも「写真」と「内装の印象」。
古くても「清潔感がある」「センスがいい」「明るい」という印象を与えられれば、内見に繋がります。

※まず見直したいポイント※

  • 壁紙の張り替え(くすみ色 → 明るめの白やグレージュへ)

  • 照明の色温度(暖色系LEDが人気)

  • 床材の張替えやクッションフロアで見た目UP

  • 室内ドア・収納扉の塗装や交換


  •  重要なのは「古さ」ではなく、「時代に合った見せ方」です。


水回りは「部分的な交換」がコスパ◎

古い物件で最も敬遠されやすいのが「キッチン」「バス・トイレ」などの水回り。
でも、すべてを新品にする必要はありません。


※たとえばこんな工夫※

  • キッチン扉だけ交換(シート貼りも可)

  • 浴室のシャワーヘッドや鏡、照明だけを更新

  • トイレに温水洗浄便座を追加するだけで印象UP


「設備の見える化」で安心感をプラス

築年数が古くても、「ちゃんと手入れされてるんだ」と伝われば、入居者は安心します。
具体的には、下記のような“情報開示”をおすすめします。

  • いつ・どの設備をリフォームしたか記載

  • 室内の点検報告を掲示(火災報知器・給湯器など)

  • 入居中のメンテナンス体制(管理会社対応)を明記


  • 「見えない安心」を“見える形”で伝えるのがポイント!



共用部の手入れが「第一印象」を左右する

いくら室内が綺麗でも、玄関まわりや階段が汚れていたらマイナス印象に。
共用部の管理こそ、物件の“顔”です。


※チェックしたいポイント※

  • 郵便受けの清潔感(チラシの整理、番号表示など)

  • エントランスの照明が切れていないか

  • 階段・廊下の汚れや蜘蛛の巣

  • 植栽や雑草の手入れ


SNS映え・リモート対応で「今」の暮らしにマッチ

近年は、部屋の使い方や好まれる設備も変化しています。


  • ●Wi-Fi無料対応はやっぱり人気

  • ●デスクスペースが取れるとテレワーク層に◎

  • ●おしゃれ照明やアクセントクロスで「写真映え」

  • ●小さくても「ベランダガーデン可」などが選ばれる理由に


  •  若い世代ほど「便利×映える」を重視しています。


※AIで家具配置画像掲載!生活イメージを・・


まとめ|古くても「選ばれる物件」はつくれる!

築年数が経っていること自体はデメリットではありません。
要は、入居者が安心して快適に暮らせる“魅せ方”をしているかどうか。
大規模なリノベーションをしなくても、小さな工夫と情報発信で、差別化は可能です。

くみん不動産では、築古物件の入居促進リフォームや設備改善のご相談も随時受付中です!

「この状態で募集できる?」と迷ったら、まずはお気軽にご相談ください。






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